ネット証券を選択する
以下前記事の経緯より、 ネット証券を開設することにしました。
今回はどのネット証券会社にするかを選んでいこうと思います。
手数料の視点から証券会社を絞りこむ
まずは初心者ということで、とにかく手数料の安さを重視して探してみます。そこで手数料について十数社を比較したランキングを見てみたところ、以下のようになっていました。
1. むさし証券
2. ライブスター証券
3. GMO クリック証券
次点はカブドットコム証券、マネックス証券、SBI 証券、楽天証券となっています。これら次点以降は取引金額に寄って順位が異なります。また松井証券については 1日 10万円以下の取引については手数料無料だそうです。他にもマネックス証券のように 50 万以上になると制約金額のパーセンテージで手数料が決まるものもあったり、定額プランの用意もあるようなので素人には中々一概に比較しづらいです。初心者の自分が頻繁に多額の金額をやり取りすることは想定していないので、まずはこのランキング上位、及び松井証券を候補にしたいと思います。
続いて NISA 口座について比較してみます。NISA とは株や投資信託の運用益や配当金を一定額非課税にする制度で、毎年 120 万円まで非課税にすることが可能なようです。これを利用しない手はありません。
各証券会社にはこの枠専用の口座があり、別に手数料が設定されている会社があるそうです。この NISA 口座について各社調べて見ると、以下の 5 社については手数料無料としているそうです。
・SBI 証券
・楽天証券
・GMO クリック証券
・松井証券
これら通常口座及び通常 NISA 口座の手数料の安さを総合して、ひとまず以下の 4 社に絞り込むことにしました。
・SBI 証券
・楽天証券
・GMO クリック証券
・松井証券
その他、各証券会社の特徴を比較する
ここからはこの 4 社各々の手数料以外の特徴について見ていこうと思います。
SBI 証券
口座開設数、人気とも No.1 とされている SBI 証券。投資信託や外国株、IPO と呼ばれる未上場企業が新規に上場する株式等、あらゆる商材が揃っているようです。
楽天証券
楽天証券は投資情報、ツールが充実しているようです。楽天会員であればすぐに口座開設が可能で、取引額に応じて楽天ポイントが貯まるとのこと。普段から楽天を利用している人には第一候補に挙がりそうですが、私は残念ながらユーザではありません。
GMO クリック証券
手数料面においては特に優秀だった GMO クリック証券。さらに GMO 関連企業の株主優待を利用すると、手数料割引が発生するらしいので上手くやれば手数料無料で使うことができるかもしれません。またスマホアプリも優秀な性能とのことです。しかし投資信託を取り扱っていないなど、商材の種類はやや見劣りしそうです。主要な取引を行う上では問題ないのでしょうが、個人的には色々な商材について学んでみたいと思っていたので、ここは需要に合わない点となってしまいました。
松井証券
1 日 10 万以下の取引であれば無料になる松井証券。ただ初心者とはいえ、一気に多額のものを動かしたいタイミングもありそうだなと思ってしまい、この額に収まるかどうか微妙なところです。一日信用取引等、独自のサービスを多く抱えているらしいのでその点は気になります。
これら特徴を比較した結果、まずは SBI 証券を利用することにしました。なんという無難な結果でしょうか…。重要なのは選択過程で得られた知識なのだ。と自分に言い聞かせて、本記事は終えます。